こんにちは、看護師12年目のあめです🩺
「最期のときに、ちゃんと寄り添えたかな?」
そう思い返して、胸がぎゅっとなる瞬間ってありませんか?
終末期ケアの現場では、
医療的な判断や処置だけじゃなく、
「どんな言葉をかけたか」「どんな表情でそばにいたか」が
その人の“最期の記憶”につながっていきます。
でも現実は、毎日の業務に追われて、
十分に関われなかった…と感じることも多いですよね。
わたしもかつて、
「これでよかったのかな…」と
帰り道に涙がこぼれそうになったことがあります。
この記事では、そんな“わたしの失敗談”をあえて共有させてください。
なぜなら、それがきっかけで
「なんとなくのケア」を卒業しようと決めたからです。
- 終末期ケアに向き合う中で感じた迷い
- 現場での後悔
- そして、“学び直し”を始めた理由
わたしの経験が、
もし誰かの「明日のケア」を考えるきっかけになればうれしいです🌿
わたしが迷い、後悔した“あのケア”
看護の現場には、「正解」がない場面がたくさんあります。
特に終末期ケアでは、“何をするか”よりも、“どう寄り添うか”の方が大切になることも…。
そんなある日、わたしは1人の患者さんの看取りに立ち会いました。
とても穏やかな表情で眠っていたその方は、
家族に囲まれて、静かに呼吸を重ねていました。
「もうすぐかもしれない」——そう思いながらも、
わたしは次の処置のこと、ナースコール、記録…
頭の中は“タスク”でいっぱい。
結果、最期のそのとき、
わたしはベッドのすぐそばにいながら、
何も言葉をかけられなかったんです。
あのときの“沈黙”は、
静かに寄り添う優しさ…だったかもしれない。
でもわたしの中には、「何か声をかけた方がよかったのでは?」という後悔が残りました。

看護師として、できたことが他にあったんじゃないか
わたしの判断は、間違ってなかったかな
あとから何度も、自分に問いかけました。
📝実はこの“自問自答”が、
終末期ケアと“ちゃんと向き合う”大きなきっかけになったんです。
次は、そんな“気づき”から「学び直そう」と決めた、
わたしのリアルをお話ししますね📘✨
「わたし、このままでいいのかな」そう思った日
ある日の夜勤明け。
仮眠もとらずに家に帰って、制服のままソファに座りこんだ。
ぼーっとテレビを見ながら、ふと思い出したんです。
さっきまで一緒にいた、あの患者さんの顔。

笑ってたよね…でも、あれでよかったのかな
もっとできること、あったんじゃないかな…
🌀そのとき、気持ちはぐるぐるしてました。
- 判断に迷っても、だれにも相談できなかった
- 現場では「経験がある人」と見られてた
- でも、内心はずっと「これでいいのかな」って思ってた
🪄だけどね、その違和感を放置せずに、
「ちゃんと学び直そう」って決めた瞬間があったの。
それは、同僚が何気なく見せてくれた「ある教材」。
📘『終末期ケア専門士 公式テキスト』
その表紙を見たとき、心がすこし震えたんだよね。

わたし、ここから始めたい
そんな感覚でした。
手に取ったのは、終末期ケア専門士の公式テキスト
最初は「難しそう」「わたしにはまだ早いかな…」って思ってた。
でもページをめくってみたら、
そこにあったのは“専門用語の羅列”じゃなくて——
わたしが現場でずっと感じていた「迷い」や「違和感」に、ひとつひとつ言葉を与えてくれるような内容でした。
📖 たとえば…
- 「沈黙の意味」
- 「声かけのタイミング」
- 「ご家族への関わり方」
- 「患者さんと“その人らしさ”をどう守るか」
こうしたテーマが、ただの理論じゃなくて
現場のシーンに即したケースで書かれているから、
まるで「看護の地図帳」みたいに感じたんだよね。
🌸わたしがグッときたのは、ある一文。
「最期にそばにいるあなたの声が、その人の人生のしめくくりになるかもしれない」
——うん、泣いた。
この一文に、どれだけ救われたかわからない。
📌 それからは、
「どう関わるべきか迷ったとき、まずこのテキストを開いてみよう」
そんなふうに、ケアの“軸”を持てるようになったんです。
こんな人にこそ、この教材を届けたい
もしあなたが…
- 終末期のケアで「これでよかったのかな」とよく振り返ってしまう
- ご家族対応に自信が持てない
- 沈黙や間の取り方に迷ってしまう
- 終末期ケアの“根拠”を、ちゃんと学びたい
- 経験はあるけど、どこかモヤモヤしている
こんなふうに感じているなら、
わたしが手に取ったこのテキストがきっと役立ちます📘
📚この教材は、試験のためだけのテキストじゃなくて、
“現場で迷わないための指針”みたいな存在なんです。
ページをめくるたびに、
「あ、これ自分が悩んでたことだ…」っていう気づきがあって、
読むたびに、ケアがすこしずつ深まっていくような感覚があります。
🌼だからこそ、わたしはこう思っています。

“ちゃんと向き合いたい”って思ってる人ほど、
この1冊に出会ってほしい
この教材に出会ったことで、わたしは
「なんとなくのケア」から一歩抜け出すことができました。
まとめ|「また同じ後悔をしたくない」と思ったあなたへ
終末期ケアの現場って、
誰もが一度は「これでよかったのかな…」って立ち止まる瞬間があると思うんです。
患者さんの最期にそばにいる、ということは、
その人の“人生の終わり”に立ち会うこと。
だからこそ、わたしたちはいつも、
「ほんとうに、これでよかったのかな」って悩んでしまう。
でもね、それって決して“迷うあなた”がダメなんじゃなくて、
ちゃんと考えようとしている証拠だと思うんです。
わたしも、かつてはそうでした。
でも学び直したことで、
ほんの少しずつ、自信を持てるケアができるようになってきた。
📘もし、あなたがわたしと同じように
「このままでいいのかな…」って感じていたら、
一緒に“学び直し”を始めてみませんか?
わたしが最初に手に取ったのは、
【終末期ケア専門士 公式テキスト】でした。
それは、わたしのケアの“軸”をつくってくれた1冊です。
💡\関連記事はこちら/
📝 終末期ケア専門士テキストってどう?現役ナースがレビュー!
🕊️“なんとなくのケア”から、あたたかくて根拠のあるケアへ。
一緒に、一歩ずつ進んでいきましょう🌿
コメント